ウィングカー全盛時代なので思いっきりフルカウルです。メカニズムはテールエンドからしか見えませんね。(作るのは楽だけど)

ボディ横の白いところはキットでは「
赤で塗ってまるごとデカールを貼れ」という指定になっています。つまり白地のデカールにMarlboroのロゴが書かれてあって、マルボロマークの部分が透明になっているのです。
なんぼなんでもそれでは使えないので,泣く泣く白で塗装してMarlboroロゴを
1文字ずつ切りとって貼りました。マルボロマークはモデラーズの「赤デカール」で作りました。カーナンバーはインレタです。

【実車解説】
79年にグランプリに帰ってきたアルファロメオの80年型マシン。ブラバムに見限られたアルファV12を使用しているため長いホイールベースを持っています。ドライバーにはパトリック・デパイユとブルーノ・ジャコメリを据え戦いました。シーズン開幕直後の2戦はグリッド後方に沈んでいましたが、デパイユの開発能力により第3戦でいきなり予選7位に躍進、続く第4戦では予選3番手まで躍進、以降はコンスタントにシングルグリッドを獲得するようになりますが、シーズン中盤のホッケンハイムでのテストでエースのデパイユを失ってしまいます。ですがそれを乗り越え最終戦ではジャコメリがPPを獲得しトップを快走するまでになります。
個人的にはずいぶん思い入れのある一台です。

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【モデル解説】
プロターの1/12です。あいかわらずアイテム的にはおいしいとことを突いてきます。このキットからはずいぶんプロターの1/12もパーツ数が整理されずいぶん作りやすくなっています。グラマラスなボディがうまく再現されています。いつも難物となるタイヤですが、なぜかこのキットのタイヤはレインタイヤがついています。なぜ?いつもより(笑)ずいぶんましなので珍しくキットのを使用しています。
ノーズの
前進翼フロントウィングが特徴的でかっこいいというよりも面白いデザインをしています。

作者:めが
カウルはあけれるんですが、いかんせん固定方法が虫ネジなのでめったに(というか完成以来)開けていません。カウル内はそれなりにあるのですが、ディティールアップが必要です。

赤い部分は当初マールボロレッドで塗ろうかと思いましたがイメージ的に赤に近かったのでモデラーズの
ブライトレッドを使いました。
アルファロメオ179(80年)