ディティールアップはいつものとおりパイピングくらいです。
コクピット内部がかなり淋しい感じがするので、もっと手を入れた方がいいかもしれませんね。
エンジン上部のインダクションポッドはつけていません。エンジンが見える方がいい感じだと思います。
ロールバーはもともとゴールド塗装がされているものが入っていますが,左右分割なので結局合わせ目を消すために塗りなおしが必要です。
カラーリングはモデラーズのダークブルーとゴールドを使用しました。実車写真をみると濃紺の部分はもっと暗い感じもしますが、他にいいかんじの色が無かったのでこれにしました。(基本的に私は缶スプレーを使うのです)ゴールド部分はモデラーズのゴールドが塗料の食いつきもよく、デカール部分との色調も合うのでおすすめです。(タミヤやグンゼのゴールドは流れる)
【実車解説】
77年にカナダの大富豪ウォルター・ウルフが興したチーム。でありながら開幕戦でいきなり優勝してしまった驚異のマシン。(こんなこと2度と無いだろうなぁ)
結局ジョディ・シェクター(2年後にフェラーリで(99年現在最後の)ワールドチャンピオンになる)がシーズン中3勝をあげる大活躍をしました。
翌78年シーズンもWR5ができるまでの間使用されました。
濃紺にゴールドというゴージャス(笑)なカラーリングが美しい。(しかもチームロゴ以外のスポンサーロゴがほとんど無い。さすが大富豪!)
【モデル解説】
タミヤの1/12です。
非常にコンパクトなF1で、構成も非常にシンプルです。
カウルはコクピット部分(中央とサイド後端)が外れるのですが,サイド部分のカウルとの合いに結構なずれがでますので仮組み(度合いによってはパーツ修正)が必要です。でないと私のようにカウルの隙間から下のモノコック部分(シルバー)が見えちゃったりします。(見えない写真を選んでますが(笑))
作者:めが
本当は77年カラーにしたかったのです。77年のカラーリングではノーズのゼッケンのところが「ゴールドで抜き文字」なのです。「この3次曲面にデカールが貼れませんでしたぁ!(泣)」。塗装にしようとしても抜き文字のゼッケンデカールが入っていないのであきらめました。
このゴールドのデカールはかなり特殊なのか、「堅い」のです。マークソフターでろでろに使っても「なじまない」のです。わたしの未熟なデカールテクではお手上げでした。
ですから他のゴールドの部分もサイドポッド側面以外はすべて塗装です。
ウルフWR1(78年カラー)