で、こっちが99Tb。あまり有名ではありませんが、後半戦仕様です。
全体的にスリムになってます。ポイントは「サイドポンツーンの高さが低い」、「エンジン上部カウル形状がスリム」、「フロント翼端板」、「リアウィング構成」、「シュノーケルの位置、形状」ってとこでしょうか。
2台似たアングルで撮ったので
間違い探ししてみてください。(笑)

キットはバキュームのボディカウルと2段目のリアウィング、車積カメラが入ってます。
こちらは
セナ車にしました。デカールも通常の(?)「キャメル」で。キャメルは今の再版でもデカール入ってますよね。(RJレイノルズは懐が深い?)
塗装は99Tと同じです。(2台同じに作ったので)
【実車解説】
 87年、当時最強のホンダV6ターボを獲得したロータスが長年開発してきたアクティブサスペンションを搭載して送り出したマシン。
アクティブサスは当時のエレクトロニクス技術ではまだ未成熟であったが、シーズン序盤のモナコ、デトロイトの市街地コースで(セナの技術に負うところも大だが)
2勝を挙げた。一般的に低速コースでしか性能を発揮できなかったと言われるが、実際には高速コースでもコンスタントに成績を残している。しかし期待したほどのアドバンテージは得られず、戦績も芳しくはなかったため、後半戦ではシャシー(主に空力面)を改良した「b型」が登場することになる。
 この年からメインスポンサーがキャメルになり、
JPSブラックからキャメルイエローへ大きくルックスが変わったのも印象的なクルマであった。
もちろん、
日本人には忘れ得ない1台でもある。

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【モデル解説】
99Tはもちろんタミヤの1/20.いわゆる新世代のタミヤスタンダードで誰でも簡単に組み上げられます。大型一体のボディカウルもしっかり固定できます。スタイルも前半戦仕様の「ぼってりとした(笑)」99Tが再現されています。
ただし、ピトー管などの細かいディティールは省略されており、車積カメラもついていません。

後半戦仕様の99Tbはタミヤベースの
シェブロンモデル製バキュームフォームキットです。主にバキュームパーツのアッパーカウルと中嶋用の車積カメラが入っていますが、翼端板などは自作になります。大型のバキュームパーツですが、歪みも無く作り易いです。

作者:めが
まず、99Tです。 
中嶋仕様にしてフィギュアを載せました。中嶋のヘルメットはデカールが無いので手書きしました。(はっきりってこれに一番手間と時間がかかっているような・・・)
車積カメラは「99Tb」についていたのを流用しました。
あとは基本的に素組みです。ピトー管はつけたんですが、もげてますね。
塗装はタミヤの「
キャメルイエロー」。これはさすがにそのものズバリの色なので何の迷いも要りません。(笑)
ただし、タミヤスプレーは
泡立ち易く、垂れ易いので一度に厚塗りは厳禁です。
デカールはあえて「
イギリスGP仕様」にしました。(できるだけ99Tbとの差を出したかったんですわ。)

当時は「ロータスは黒」って思ってたから、99Tの発表の時はショックだったなぁ。・・・カッコ悪かったんだもん。
でも、今では慣れちゃったのか、これもええかなと思えるようになりました。私ってオ・ト・ナ。
ロータス99T/99Tb(87年)