この頃のレーシングポルシェのリアウインドゥって難しい色しています。コレはクリアイエローを裏から吹いているのですが、本当はもっと薄い「日焼けしたアクリル板」みたいな色をしています。クリアーの調色ってしたことないけど、どうやったらあの色になるんだろう?


【実車解説】
67年の第4回日本グランプリに出場し、高橋国光選手の操るニッサンR380Uと接戦を演じ優勝をもぎ取った生沢徹選手のクルマ。前モデルの904がまだロードカーの雰囲気を持っていたのに対し、906は完全なレーシングカーとして作られている。
カレラ6は前年の
第3回日本グランプリに初登場し速さではプリンスR380を上回っていたが、チーム体制の差で負けているが、2年目の67年では新型のR380Uが優勢との下馬評を尻目に見事な速さを見せつけた(PPを含みフロントローの4台中3台がカレラ6だった)。恐るべきポルシェのレーシングテクノロジーである。
67年は3台のカレラ6が参戦。ボンネットのカラーリングが異なるがイエローをパーソナルカラーとする生沢車が国光車とのアクシデントがあったとはいえ見事に自身のグランプリ
初優勝を果たしている。

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【モデル解説】
LSの1/24その2です。これも904と同様にスロットカーのボディを流用(というのかな)したもので、キット内容的には904と同じです。やっぱりメタルのホイルがいい感じです。
このキットも
日本GPバージョンなのでデカールが最初から付属していますが生沢車のみです(あとボンネットの部分は無かったと思う)。ボディ全体は「気持ち薄いかな?」という気もしますが、特に問題ないでしょう。カレラ6は910ほどキットが出ていないので(おまけに入手しにくい。ヨーデルのは・・・だし)
ちなみにこのキットのは67年の日本GPバージョンなので、66年型にするときは
フロントのフィンを取る必要がありますので、ご注意を。(ってそんなん作る人は知ってるって)


作者:めが
これもスロットカー用ボディなのでディティールは省略気味です。エアインテーク類もボディサイドのもの以外は開口されていません。フロントのフィンもシャシー一体のパーツです。(丈夫だけどね(笑))フィンはサイズがちょっと大きいので一回り削ったほうがよかったですね。

デカールはもともと日本グランプリのものが入っていたのですが、たしか文字色が違ったような気がして、別のデカールセットから一部流用しました。
フロントライトのまわりにある黄色いラインもデカールです。実際は
ガムテープっぽいラクダ色なんですが、こっちの方がかっこよかったのでそのまま使いました。

ポルシェ カレラ6