とてもBMWのスタイリングには見えない「イタリア的」なカッコ良さがありますね。
キット自体は絶版でしょうが、今でも時々中古プラモを扱っているお店でみかけます。Marlboroはちょっとプレミアがついているようですが、それ以外のバージョンなら比較的安価で手に入るかもしれません。
(私は最近WURTHバージョンを3000円で購入しました。このMarlboroも3000円くらいで買った憶えがあります。)



【実車解説】
元はBMWがランボルギーニにと共同開発したクルマで「ランボルギーニ・イタルBMW」と呼ばれてました。しかしイタリア人の仕事の遅さに業を煮やしたのか、最終的にはBMWのクルマとして日の目を見ました。
1979年にこのクルマのプロモ-ションの一環としてF1GPの前座でM1の
ワンメイクレース現役F1ドライバーによって開催されました。(今では考えられませんが)
しかしそれでもこのクルマの販促にはつながらず、プロカーレースは80年までの2年間で幕を閉じてしまいました。
今みると8シリーズの面影の見えるクルマですね。

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【モデル解説】
エッシーの1/24です。このM1はバリエーションがいくつかでていますが、やはりこのMarlboroが一番カッコいいかな。(ニキ・ラウダ車だし)
キットはもういかにも「海外モノ」で、合わない、よじれてる、柔らかいの三拍子が揃っていますが、プロポーションはプロカーのレーシーな雰囲気がよくでていると思います。
地獄のフロントスポイラー(合わない)と、しょぼいホイールのモールドさえなんとかすれば・・・。


作者:めが
キットはかなり組みにくいですが、M1プロカーのキットはこれしか手に入らなかった(存在しない?)ので泣く泣く作りました。(ロードカーはエーダイとかから出ていましたが)
カラーリングはMarlboroですが、デカールはロゴしか入っていません(ロゴは入ってます)ので赤い部分は塗装になります。直線的なラインなのでマスキングは楽でした。

ゼッケンと一部のステッカーを自作すれば他のドライバー(P・デパイユやJ・ラフィー、E・フィッティパルディ)のバージョンも作れます。(たしか白地にBMWワークスのカラーストライプが入っていたはず)

BMW M1プロカー