ナイフがついているのがなんだかなぁ。
ビームサーベルがあるので密林でカモフラージュする時とかの「作業用」という設定で。
上半身だけでみるとほぼスナイパーカスタムと同じにみえます。
カメラの色はなんとなくオレンジが似合いそうだったのでクリアーオレンジにしました。
とまぁ、設定をそれっぽくしてみました。
S型ということでSC(スナイパーカスタム)やSP(スナイパーU)の開発母体になった機体ということもできる、というかデザインした側はそういう感じにしたかったようですが、どうも後出しで、UCの時期的にこれがあってからSCやSPの開発が・・・ってのはさすがに遅すぎる感があるので、逆にSCやSPのパーツを使ってこの機体ができたという解釈にしました。
頭は完全にSP型ですね。胸部もSP型に似ています。
肩が大型化していて右にマルチランチャーがついている分、左肩にはカウンターウェイトとして装甲がついているもようです。
足はガンダムっぽい感じになってますが、ここはSPやSCとは違ってスラスターの増加などは行われていません。
その分上半身とのバランスがちょっと合ってない感じがします。
カラーリングはほぼ設定カラーですが、胸部の色調を少し変えて「ジムっぽい」配色にしました。
問題の手持ちライフル。
ガトリングガンみたいだけど、大きさからして実体弾ではないだとうと思うのでビームガンという解釈。
ただ、左腰アーマーにスペアカートリッジを持っているので、時代先取りになってしまうが、Eパックの試作品ということにしました。
ちなみにビームガトリングガンが出てくるのはUC0093のヤクトドーガが初めてになるはず。
固定キットなのでポーズがつけれないのでアオリで。
上半身のボリュームが大きいのでアオリ効果が低い?
【機体解説】
特務用に改装された機体で、敵勢力圏内に降下し後方攪乱などの単独任務用に継続戦闘力の向上に重点が置かれている。
索敵能力は先行で開発されていたSP型のセンサーを装備。ステルス性と防御強化のため胸部装甲形状を変更。バックパックはNT-1の基本設計を流用し、中間にミノフスキー粒子散布ポッドを装備している。
固定武装として右肩にマルチランチャーと右腰にグレネードを装備。また主に作業用ではあるが実体刃のナイフを装備している。
ライフルは専用の3つの回転式銃身を持ったビームライフルを装備しているが、特筆すべきは実験段階のエネルギーパック方式を採用していることで、予備のEパックを左腰に装備している点である。
機体の性質上広報資料にあげられる機会が少なく、生産機数もごく少数であったと思われる。
【モデル解説】
キットはBクラブから出ていたレジンキットでポーズ完全固定です。キット自体は特段問題ない抜きと精度なので楽に組めます。
ただ、デザイン上からくるものか上半身にくらべて下半身が華奢な感じでバランスはあまりよくありません。
ドマイナーな機種なのでキットがあることだけでもヨシとするべきでしょうね。
私もこの機体の出典はうろ覚えですが、ボンボンか模型情報かなにかのMSV企画だったと思います。「MS大全集2013」にも載ってないので、公式なのかどうかは微妙。
RGM-79Sの型式番号なのでSCやSP型の元になったとしたいのですが、どうーにもそいう設定にしにくい(さすがにツジツマが・・・)困ったちゃんです。
作者:めが
RGM-79S GMスパルタン