しかし肩でかいなぁ。いつもは肩バーニアのある位置にはマウントラッチがついてます。
脚のラインはほとんどSガンダムですね。膝パーツの裏にビームサーベルがモールドされてました。
ビームライフルはかなり大型。百式のやつより大きい。黒1色なのでわかり辛いですが、全体的にはRX−78のものに似た形状です。
1/144としてはでかい、でもバーザムリファインよりは小さい。
しかし、やっぱり上半身ボリュームありすぎで、正面から見ると脚が細いせいもあって、ちょっとアンバランスな印象を受けます。
機体は白っぽく見えますが、グレーです。緑の部分も色調をおさえ全体的に地味な感じにしています。でもコクピットハッチは「赤」ってのは、もはやお約束?
あ、バックパックのノズルはキットのは「使えなかった」ので「ばにぃちゃん」(だったかな?)です。
【機体解説】
ネロは「究極のガンダム」を標榜して開発されたSガンダムの量産型として開発された機体である。基本フレームはSガンダムのものを簡略化したものとなっているため機体のシルエットはSガンダムに似たものになっており、量産機としてはかなり大柄な機体といえる。そのフレームの持つキャパシティは大きく確保され、多様な追加パーツを装備することで作戦内容に適合した機体としての運用が可能になっている。武装はビームライフルとサーベル、頭部バルカンと、まさに基本的なものであるがライフルは大型のものが装備されておりRX-178のものと同程度の威力と命中精度を低コストで実現したものとなっている。
量産機としては申し分の無い性能を有するネロであるが、もともと本機はアナハイムが次期主力量産機開発のノウハウを蓄積するために開発された意味合いが強かったため、生産数も量産機としては少なく一部の特務艦隊に配備された。就役期間も短く、直系の後継機を産むことなく消えていったため、その存在自体があまり知られていないが、そこで得られた技術から傑作量産機ジェガンが産まれることとなる。
【モデル解説】
1/144のレジンキット・・・ってそれしか無いやん。すでに10年以上昔のキットなので、パーツ構成は極めてスタンダードでシンプル。当然固定ポーズのキットです。抜きやモールドもさすがに今日の標準からすると厳しいですが、当時としてはかなり高水準だったのではないでしょうか。
プロポーションはかなりディフォルメが入っているようで(設定通りなんですが)かなりスマートというか脚が細く長い、しかも肩のボリュームのせいで下半身がどうしても貧弱に見えてしまいます。ちなみに頭部は初期稿とアップデート版の2つ入っていました。作例はアップデート版です。
カラーリングは「エゥーゴっぽく」でいきました。(GMUと同じ?)
作者:めが
MSA−007 ネロ