せっかくなので、ネロバリエーションを。(EWACは一生かかっても並ばないけど)
あまりお目にかかったことの無いツーショットです。
やっぱりノーマルの異常な肩のデカさが目につくなぁ。
でも2機とも1/144にしてはやっぱりデカイ。
ポーズ固定キットなので両方とも素立ちポーズです。
HGUCで出ない・・・わな。
2機の肩の違いがよくわかる角度です。
ノーマルの肩サイドアーマーの上に見えるフレーム部にパック側のアームが接続されます。
2機のグレーの色調が違うのもよくわかりますね。
肩のパックには設定上ビームキャノンがついているはずなんだけど、銃口とか無いのでどうなってるんでしょ?
いちおう収納式(ロータスエランのヘッドライトみたいに回転式のカバーがある)という風に考えてるんbんですが。
技術的には銃口が無くてもいいかもしれませんが、やっぱり雰囲気的にね。
ならべてみよう
肩のユニットは意外とパーツ多くでノズルを入れると片方で6パーツで構成されています。マウントは肩アーマー上面が外側半分が空いていてフレームが剥き出しになっており、そこに接続するというやり方です。
フレーム基部が(設定上)4軸くらいの自由度があるので、ユニット自体はかなり可動範囲が広くなります。(通常は正面から見て肩側面に先端部を下向きになる位置にくるらしい。)
ネタとしてはかなりマイナーなMSのようで、静岡ホビーショーでもネロは有名だけどトレーナーの知名度はかなり低そうでした。
ちなみにカメラアイはやっぱり「ハンブロール」のメタリックブルー(15年もの)です。パクトラタミヤ(もう言わないって)と違ってカビが生えてこないですねハンブロールの塗料。(・・・栄養が無いのか?)
ノーマル機と違うのは肩の装甲とユニットのみなので、カラーリングは変えてみました。(設定通りですが)基本色のグレーもノーマルより白っぽくしてGM調(むしろGMUか?)にしてます。
キットの出来はノーマルのネロと同じなのでそっちを参照にしていただくとして、頭のパーツもノーマル機との差をつけるために初期型のものにしようかとも思いましたが、初期型の顔はあんまりカッコ良く無いので使いませんでした。
【機体解説】
一般にネロトレーナーと呼称される機体であるが、実際には「T型装備ネロ」というべき機体である。ネロはSガンダム同様にオプション兵装による機体用途の変更をコンセプトにされており、このT型装備は強襲用装備として設計されたものである。
両肩のムーバブルフレームに直接マウントされるパックには中出力のジェネレータを核に、増速用バーニアとプロペラントタンク、前方に収納式メガ粒子砲が組み込まれたユニットとなっている。このユニットにより推力はノーマル機の約1.7倍に達すると共に高い火力を得ることができる。
この装備は0087年にネロが試験的に配備されたα任務部隊においてテスト運用が行われる予定であったが、この部隊にはZプラスやSガンダムが配備されていたため、実際の強襲任務にこの機体が用いられることは無かったが、その代わりにT型装備はMS部隊隊長がこの装備を用いてトライアルを兼ねて若手パイロットの訓練を行っていた。これがこの機体が「トレーナー」と呼ばれることの由来であると言われている。
【モデル解説】
もちろん1/144のレジンキットです。
もともとコンパチで選択できるようになってます。とはいえ、違うのは肩アーマーとブースターパックだけで、ほとんど通常型と変わりません。
通常型の異様にデカイ肩よりはこっちの方がしっくりくる感じもします。ブースターパックは肩アーマーではなく、ムーバブルフレームに接続するようになっています。
キット自体は個体差はあるのでしょうが、運良く綺麗に抜けていましたので製作は比較的楽でしたが、胸のインテーク部だけはさすがに欠けてました。気になる場合はプラペーパーなどで作り直した方がいいかもしれません。
カラーリングは一応オフィシャルもGM調だったので、強い赤を使って、さらにGM度120%増量にしました。
作者:めが
MSA−007T ネロトレーナー