ネモはまだZのMSデザインが暴走する前のものなので、非常に納得性のあるデザインをしています。いかにも「次世代対応のGM」って感じがぐーです。
キットは素組みです。脚のノズルの合わせ目を消してないのがモロバレですね。こういう部分はプラ板でも貼るしか手がないでしょうね。
以前、静岡ホビーショーでこれ展示していたら、子連れのお母さんに「あ、ほらほらカンタム・ロボあるよ!」って言われた。
・・・勘違いにもほどがあるぞ、お母さん!(色だけやん)
(カンタム・ロボがわからない方はレンタルビデオでクレヨンしんちゃんを探そう!)
【機体解説】
もともとアナハイムはマラサイをエゥーゴ用主力MSとし、ネモを連邦軍次期主力MSとして売りこむ予定であったが、当時の状況から結果的にそれぞれ逆の陣営で使用されることとなった。RX−178に比べると完成度は低いが初の「ムーバブルフレームを採用したGM系MS」である。開発期間を短縮するために過去の高性能気(RGM−79SP型)を参考にしているため、推進器の配置などにその影響を見ることが出来る。
元はGMUの後継機であったため主兵装もGMUと同じものが採用されているため攻撃力は若干同世代のMSと比べると劣るが、エゥーゴでは実体弾兵器の傑作と言われるクレイバズーカを装備することで火力の不足を補っている。
【モデル解説】
1/144のキット。難物の多いZシリーズの中では非常に出来のいいキットだと思います。
しかし、いかんせん10数年前のキットだけに可動という面では辛い部分が多く、特に脚の可動がアーマーが固定なため、かなり制限を受けます。(もっとも難しい改造じゃないので対応はできますが)
あまり人気が無いのか(無いんだよ)完成品をみかける機会の少ないネモですが、完成すると「無骨なGM系MS」がうまく表現されているので、なかなか強そうです。
作者:めが
MSA-003 ネモ