悲しいくらい「GM」なやつ。
劇中でも「うわ、よわっ!」っていう扱いで、あげくのはてには「カトンボ」呼ばわりまでされる始末。
でも旧作とZの世界観をつなぐ存在としては非常に重要なMSですよね。

上でも書いたけど、これとハイザックのコクピットって全天スクリーンじゃなくて半天球(シートの下の方はスクリーンじゃない)ですよね、たしか?
旧GMとの最大の違いはビームサーベルの色かも。(昔はピンクで、こいつは黄色)
【機体解説】
戦後財政の逼迫した地球連邦がコストパフォーマンスを優先してUC0087年ごろまで採用した主力MS。基本的に通常型やC型の改修機であるが、この機体の最大の特徴はリニアシートと半天球スクリーンを標準装備としていることである。これらのヒューマンインターフェースの改善だけで機体構造はそのままで大幅な性能向上を達成している。また主機関の改善も図られついに念願のビームライフルを標準装備するようになった。とはいえ所詮数を必要とする一般向けの改修機であるため、それ以上の性能の掘り下げは行われず、結果的に以前のカスタム機や新開発の機体の前では苦戦は免れない性能でしかないが、その素性のよさから再度改修を受けGMVとしてUC90年代初頭まで使用されることとなる。
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【モデル解説】
1/144のキット。Zシリーズ初期の秀作キットでまさにGMUといった出来映えです。
当時はファーストとZの世界をつなぐ代表的な存在だったんですが、今ではその存在のつじつまを合わせるのが大変な機体です。(笑)
このキットはバックパックやライフル、サーベルの形状がよいのでパーツ流用の素としても非常に重宝しています。関節の可動範囲が狭いので「アクション」はできません。
製作上最大の難点は「シールドの星の塗装」でしょうか。


作者:めが



RMS-179 GMU