(ミラーマン、ジャンボーグA)
もっとも3機に切り離した以上、その部分は当然大穴があいている訳で、一号機の中央部丸々と3号機の下半分すべては、プラ板とポリパテでゼロからの造形となりました。
結合部の固定は例によってダイソー磁石。ネオジム磁石なので実にガッチリ接続します。
合体状態で数ヶ月ほど放置すると、結合部付近の塗装膜がお互い固着してくるほどです
塗装はマスキングしての缶スプ塗装に鉛筆でのパネル書き込みとトップコート。

SGMマークのデカールは自作です。

元々が分離機能の無いおもちゃだったからか、全体のフォルムは、修正の必要がほぼ無いくらいイイ感じです。厳密に言うと1号機の機首は、ほんの気持ち程度前に出っ張ってるところがツルっとしてるくらいでしょうか。
それ以外の修正必要箇所は?と言えば、せいぜいが車輪除去部分の穴ふさぎ程度。



作品をホビーショーで展示してると、稀に上記キットをもっていたという人が来たりしますが、その誰もがこれよりずっと大きいと言いますので、そうなのかもしれません。

いつか実際に手に入れて、そこら辺もスッキリさせたいものです


実は私、小学生当時これの大きなプラモ(ブルマァク製の3機分離可能タイプの)を所有していたのですが、ある日ゼンマイの勢いが良すぎてタンスの後に突っ込んで、なぜかそのまま消えてしまったのでした。(後日タンスを除けても見つからなかった)オクで出てきたら糸目をつけずに入札するぞ!!(ツっても上限は知れたモンですが)とか思っていても、そもそも出品すらされず。(以前、部品欠損の上記キットのジャンクが8万円で落札されたのを見ましたが、そもそも出品されているのを見たのが、それが最初で最後)

そういった、あまりにもあまりな状況なので、代替として、近いサイズ(ただし分離合体ナシ)のゼンマイトイ(これも十分珍しいが)を切り刻んで、分離可能にしちゃったのがこれです。

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【モデル解説】
使用キット:ジャンボフェニックス(ブルマァク製トイ) スケール:約1/144

古手の日本特撮ファンなら絶対知っている(ただし世代が下がると、とたんに知名度が下がる)有名な番組の有名な航空機です。

カテゴリーとしては、戦闘機などではなく、「空飛ぶ実験室」なんだそうです。
ミスターオクレそっくりな人が乗っていました。
劇中ではあまり墜落することも無く、明らかに重力制御的な何か?でミラーマンを援護したり、ミラーマンを攻撃して倒したり(知らない人が聞いたら、なんじゃその展開?思いますなぁ)、翌年のジャンボーグAでもゲスト出演して活躍したりと、かなりの高性能機であります。
1号機のコクピットがどこか?と言う謎も付きまとう不思議ちゃんでもあります。


作者:へてかるぴ



ジャンボフェニックス