うわっ!
発泡スチロールの形に注目。
ラウンドフェイサーと共用にんてるのがわかりますな。
しかし、これスチロールに直接プラだと経年変化で溶けて悲惨なことにならないか?(すでにこの時点で悲惨という話もあるが)
箱の横パッケージ。
値段が「3000ウォン」みたい。(日本円で約300円。安!)
どうやら琴野氏がヤフオクで手に入れたらしい。
もちろん「韓国製」。(「北」では無いだろう)
キットでは無く、組みたて済み完成品とのこと。
この黄色い文字とかフキダシはなんて書いてるんだろう?
「すげぇかっちょいい!」とか「人民解放軍の超兵器!」とか書いてるのかなぁ。(間違って無い)
んー連邦軍集合って感じ。
シックな色合いが落ちつきますね。
いろいろと衝撃的な逸品であることには間違いないが、いかんせん色が刺激的すぎたので、ここらでお目直しに、今回の「プチCA祭り」の2足型コンバットアーマーの集合写真でも。
これには一本とられたわ。
しかも可動部は紐で1箇所くくっているだけという凝った構造だよ。(上の写真でわかります)
箱絵の写真とチガウにも程があるやろ。(でもフジミと同じレベルかもしんない)
「開き方
ちゃうやんっ!」
苦労して真鍮パイプで工作しなくてもキャノピーが開閉できるなんて、ダグラムモデラーにとっては最高のギミックだぜ!
では、いざオープン!
ターボザック。
色調もオリジナルに近く、安心して見られる感じがする。
が、砲身の中央部に大きい溝があるとか、ダグラムとの接続パイプが一本しかないとか、U字型のパイプが表裏逆についているとかは気がついても言わないのがオトナってもんよ。
もちろん、上部のバーも省略。(あんなの飾りですよ理論か?)
「何狙ってんのよ、アンタ!」
いや、戦術的に後方射界の武器は貴重かもしんないけど、あんたいっつも最前線にいるんだから、味方に当たるよコレ。
ってかその前に「ターボザック直撃」だよ。
「ダグラムパーンチ!」
気持ちがいいくらい真っ直ぐに伸びた腕。
肘関節? なんですか、ソレ?
このあたりにあってくると、「こういうカラーリングもアリかも」って思えてくるでしょ?
この時点で致命的な間違いに気がついた人は「上級ダグラマー」です。
体側部。
まるで魚のような側線が走ってます。
足首が脚部と一体になってるのがよくわかって楽しくなっちゃいます。
いちおう膝関節は動かすことができますが、足首が動かないのでプラモシュミレーションでは絶対に不利です。
上方から。
「ちゃんと接着しろよ」ってツッコミもバカバカしくなるくらいの溝が。肩アーマーが上腕部と一体になっていることに注目。ある意味よくやった。
もちろん、頭部のカメラは省略。
で、ミサイルポッドが左右逆に付いている事に気がついた人は「中級ダグラマー認定」です。
あと、どこにつながってるのか不明なターボザックのパイプも見逃せないポイント。
そ、そうだコイツには「キャノピーオープン」のギミックがあるんだ!
出撃だ!
後ろ姿。
ターボザックのパイプはもちろんただの円柱となって精密再現。
この角度だとそれほど(?)変な感じは受けない。(慣れって恐ろしい)
「真実は見えるか?」
なんか予想外にカッコ良く見えてしまうな。
たしかにタカラの1/48のヤクトダグラムを組んであるね。ただ、膝のバーとかの細かいパーツは省略されてます。
成形材が均一でないためマーブル模様が各部に出てるのがオシャレさんです。(脚のとこがよくわかる)
各部に貼られた紙シール(!)もドライブインで売ってるおもちゃテイストを醸し出すのに一役買ってます。
足首は「脛部分と一体」になってます。
1/100初代ガンダムに匹敵するソリッド感です。
(股間広げて立たせると当然こんな感じ)
・・・ダグ・・・ラムだよね?
なんか赤いんですけど。
反対側のパッケージ横。
ラウンドフェイサーもラインナップされているようだ。
注目は右端の写真。キャノピーが開けれるらしい!
スゲエ! 本家にも無かった、みんなが欲しかったギミックだ! やるな韓国製!
とりあえず箱からだしてみよう。
で、箱ひっくりかえしてみると、今流行りのブリスターパック仕様!(<チガウ)
その、のぞき窓から見えるまるでゴワッパー5ゴーダムのような色あいのモノは・・・。
「?ダグラムってこんな色だっけか?」
たしかに箱絵はヤクトダグラムに間違いない。
が、なんかパッケージ黄色いで。何かの限定版か?
ん? なになに「DOUGRAM」ね、ふんふん。
「1/48スケール・・・読めねぇよ!」
【モデル解説】
05年のホビーショーの合同展示に「プチコンバットアーマー祭り」をやるにあたって実はダグラムが欠けていた5月初旬、とりあえず、へてかるぴ氏に細ダグラムを依頼したものの実質当日まで1週間しかない状況に私(めが)はこのままでは主役不在になるのではという不安をいだいていました。
が、そこへ現れた琴野氏が「あ、ダグラムならあるから安心せよ。しかもヤクトタイプ。」と事も無げに一言。 はて、琴野氏の完成品ストックにそんなんあったけかとも思ったが、氏のいつにない自信に満ちた口調から、ほっとひと息ついた私は他の作品の制作に専念をしたのでした。
で、時は流れ、ホビーショー当日、ツインメッセ静岡で琴野氏が「ほれ」と言って出したのがコイツだった。
購入者:琴野なりゆき
(たぶん)DOUGRAM