この話のウルトラセブン実は「何もしない」んですよね。なんと墜落するホーク1号から変身して脱出するだけ
で、番組終盤で巨大化しちゃったこの星人は墜落したホーク1号の火災でお腹のガソリンに引火してコッパ微塵に・・・あんたなぁ。

だいたいコイツ、
ガソリン飲むくせに攻撃技が「口から日を吹く」ってどんだけー?
でもこの人、夜道で会ったら即失神ものな人相してもます。話の最後でキュラソ星と友好協定とかいう話が出ていたけど、こんなんいっぱいやって来たらイイ人なんだろうけど絶対チビる。

こんなん作ろうとしたきっかけは暇つぶしで寄った鉄模フロアでストラクチャーで「60年代風ガソリンスタンド」が目に入った瞬間に「ガッソリン!」と閃いた私がバカでした。
(ちなみに、作品で登場するスタンドも「出光」です)
とりあえず看板をビデオで確認して手書きでちょいちょいっと変更しました。
「宇宙囚人303 キターーッ!」


もどる


【モデル解説】
すんません、なんのことかわかんないっすよね?
元ネタは「
ウルトラセブン」の第7話「宇宙囚人303」です。
キュラソ星の犯罪者が地球に逃亡してきて騒ぎを起こすという話です。キュラソ星人はガソリンが好物らしく、
逃亡中腹の減ったキュラソ星人は通りすがりのガソリンスタンドを襲います。
そこで一言
「ガッソリンくださ〜い!」  

・・・とキュラソ星人が言ったわけではなく、実はそのガソリンスタンドにお客としてアメ車で乗り付けた
パツキンの外人のお姉さんが”外人なまり”で発したセリフなんですが、あまりにもインパクトが強く、この話を見た印象はこれしか残らないという恐るべきシーンです。
是非一度ごらんあれ。

作者:めが



ガッソリンくださーい!