コクピットビュー(笑)。
P34のコクピットに座るときっとjこんな景色なんですね。たしかに前輪の舵角が見えにくいですね。
サイドビュー。
やっぱり前後に伸びてるので大きいです。
まさに「
重戦車」。
見せ場のフロントサス。
ベースキットのパーツと追加メタルパーツで構成されます。色は76年型は黒でしたが、77年型がシルバーになってます。

後ろ側のブレーキダクトはレジンパーツなので開口部が埋まっています。根性のある人は
掘るか、自分でバキュームとるかした方が・・・私はしなかった。(笑)
シートもバキュームパーツです。(もう全身切りくずまみれですわ(笑))
シートはピーターソンとデパイユで
穴の開き方が違うそうです。(デパイユ車の方がちょっと面倒)

シートベルトはついていますが、時間の都合上タミヤのRE20から流用しました。(ちょうど
ウィランズの青色だったし)
リアビュー。
76型より垂直になってるステーとテールランプの形状が変わっています。またエキゾーストパイプの後端は外側に曲がっています。(見えませんが(汗))
せっかくなので、夢の競演(笑)
並べると大きさの違いがよくわかります。(特にフロントのトレッドが)
こうしてみると両方ともそれなりに味があってカッコイイですね。
残るは「77年前期型」? (シェブロンさんお願い!)
77年タイプの2台揃い。
なんかタミヤの広告の写真みたいですね。(笑)
ノーズカウルがかなりいかつい顔になっているので好みの分かれるところですが、私はこのいかつさが好きですね。

カウルの中の
補機類は配置が76年型から結構変わっているのですが、説明書が淡白なので(^^)必然的に写真を見ながらの製作になります。(もっとも役立つのはタメオの1/43キットの設計図だったりします。)
リアウィング翼端板はバキュームパーツで入ってましたが、よれよれだったのでプラ板で作りなおしました。

カラーリングは例によってモデラーズの
ブルーとスーパーホワイト。クリアもモデラーズのスーパークリアです。
全体的にかなり大柄なマシンです。
まるきし76年型のマシンにカウルをかぶせた形です。実車はかなり重量がかさんだでしょうね。

センターカウルは一見白い部分と青い部分で分かれていそうですが、実は
1パーツです。(つまり塗り分けです)
センターカウルは内側にちゃんとNACAダクトからエンジンにつながる
インナーカウルがあります。これがボディの補強も兼ねる構造材になっています。

フロントノーズのリップ(黒い部分)はノーズカウルと一体のバキュームパーツだったのですが、切りだし時に誤って切りとってしまったので、プラ板で作りなおしました。かえってシャープになってよかったかもしれません。ちなみに、このパーツの固定パーツ(3本)は説明図には無いのですが、写真を見るとついている時もあるので、ベースキットのを使いました。



【実車解説】
実車解説は1/20の方を参勝
77年前期型との差異は

 ・フロントトレッドの拡大
 ・ホイールベースの延長
 ・オイルクーラーのフロントへの移設
 ・サイドカウル分割
 ・センターカウルインテーク、ウィンドウの変更
が大きなところでしょうか。
もっともモディファイを繰り返したマシンなので
細部はGP毎に違うと言ってもいいのかもしれません。(ノーズカウル付け根にリップがあったりします)
カラーリングも同様でゼッケンやコニやチャンピオンの
位置もいろいろのようです。とはいえ、青と白でまとめられたカラーリングは最近のマシンとは比べ物にならないほどカッコいいですね。
もどる
【モデル解説】
タミヤの1/12をベースにしたシェブロンモデルスのトランスキット。77年後期型のフルカウルでカウルはすべてバキュームパーツです。特徴となるワイドトレッドのフロントサスや、ロールバーはメタル、ギアボックススペーサーやフロントオイルクーラーはレジンで構成されています。
バキュームの切りだしは大変ですが、
驚くほど精度がよく、センターカウルとボディサイドカウル、クリアウィンドウは歪みもなく、きっちりと合わさりました。フロントカウルはピーターソン車とデパイユ車の2種がちゃんと入っていましたが私はもちろんデパイユ車。
製作はベースキットのロッド類の延長とか手間はかかりますが、特に困難は無くじっくりやればちゃんと完成する
好キットです。(高いですけどね(22K円)(^^;))

作者:めが

タイレルP34/2 後期型(77年)