前方から。左がWR5、右がWR6.
やっぱしWR6が「長い」。
リアウィング。奥がWR6.
翼端板の形状が変わってます。
WR5の方はWR1と同じ形ですね。
エンジン部。奥がWR6.
両車の差が最も大きい部分です。
カウルに覆われて無いWR5の方が味があるような気がします。
ちょっと反射光が煩いですが、上面からの図です。左がWR5、右がWR6.
後輪の位置を合わせてあるのにリアウィングが後方に、エンジンより前が全体的に前方に移動しているのがわかります。
奥にあるにもかかわらず、WR6の方が前輪が前にあるのがわかると思います。(後輪は同じ位置にあります)
サイドポッド上面のマークでえらい雰囲気が違いますね。(WR5がB級チームに見える(笑))
WR5とWR6を並べてみました。
手前にでかい方(WR6)を置いたのであまりよく比較になってませんね。
でもこの2台を並べた絵もめったにあるものではありません。(笑)
くらべてみよう
コクピットより前を横から。
ここから前はWR5とまったく同じですね。
エンジン部のカウルが補機類の関係からか変な盛り上がりがあるのが面白い?
フロントサスも一般的なAアームなのでダウンフォースの発生量はやっぱり少なかったのかもしれません。
リアセクションです。
エンジン部がカウルで覆われています。WR5ではエキパイの一部が露出したようにカウルが切り欠かれていたのですいぶんと印象が変わって見えます。リアセクションはメカ的にはWR1とほぼ同じ設計というあたりがウィングカーとしての不完全さを感じさせます。
それにしてもWR6は写真が少なく資料はなかなか見つけることができません。本当にこんなにロングホイールベースになってるのかもわかる写真はなかなかありません。

サイドビュー。
リアウィングの角度がちょっとおかしく見えますね。撮影時ちょっと傾いていたようです。
やっぱり前後に伸びてるのがよくわかります。

キット内容はWR5と全く同じ。エッチングパーツなんかはWR5とWR6用で共通になってます。とはいえメンボディも違えばエンジンもディティールを廃したたんなるブロックになってたりします。
いかんせんロングホイールベース化されているので、全長がえらい長くなってます。(やっとウィングカーらしくなった?)

カラーリングはWR5と製作同時進行だったのでWR5と同じ塗装(モデラーズのダークブルー)です。
ゼッケン「20」のスタンダードなヲルターウルフのカラーリングなのでステッカー類もシンプルでイイ感じです。メインスポンサーが無いからこそのカラーリング、即ち活動資金のほとんどが資材というすんばらしいチーム体制の成せる技です。




【実車解説】
78年終盤に使用されたクルマで名前が示すとおりウルフレーシングが製作した6番目のクルマになる。というよりはWR5シリーズの2号車である
WR6は
WR5の欠点を改良して作られているため、基本形状は同じだが多くのWR5との差が存在する。その最たるものはロングホイールベース化でこれはある意味クルマのコンセプト変更とも言える。エンジンとデフの間にスペーサーを入れると共にサイドウィング自体も延長されておりWR5と比較してもフロントタイヤ半分くらいホイールベースが伸びている。(当時のイヤーブック等を見てもそういう記述は無いが)
WR6は最終の2戦でジョディ・シェクターが使用し、US東GPで予選11位ながら
決勝3位、続く最終戦カナダGPでも予選2位、決勝も2位に入賞していることからして改良の効果はあったようである。
翌79年は開幕から新車の本格的ウィングカーとして設計されたWR7が使用されたためWR6は結局この2戦でした使われなかった。WR7の不振振りからすれば79年序盤はWR6を投入した方が好成績が残せたのでは無いかという気もする。


もどる
【モデル解説】
もちろんスタジオ27のレジンキットです。
WR5のキットのバリエーションとして出ましたが、まさかWR6がキット化されるとは思いませんでした。キット内容はWR5と同じです(あたりまえか)。
WR5との差分は思ったよりあって、まずメインボディから違います。基本形状は同じですがエンジン部がカウルで覆われた毛異常になっています。また全長が結構長くなっています。リアセクションもエンジンとデフの間にスペーサーが入ってロングホイールベース化されていたり、エキパイの長さがWR5と違っていたりします。あとはリアウィングの翼端板形状が変わっています。
WR5と同時政策だったので、できるだけ違いを出すためにゼッケン「20」のジョディ・シェクター車なのでスタンダードなウォルターウルフレーシングのカラーリングになっています。

作者:めが

ウルフWR6(78年)