写真は照明の関係でかなり青っぽいですが、実際はもっとくすんだ色です。
(タミヤのダークブルーに近い感じの見え方になってしまってますね)
ダークな色調に金色のロゴというカッコイイデザインですが、陰陽マークがぶち壊しにしているかもしれません。でもそこがペイドライバーのクルマっぽくてグー。(死語)

WR6との比較はWR6のページに載せます。
コクピットより前。
コクピット内はバルクヘッドとメーターと消化器とシフトレバーで構成されててスケールからすると充分な内容。
ロールバーまわりの小物パーツも充分なパーツ数で構成されており、軽いパイピングで雰囲気は良くなります。
それにしても四角いクルマだなぁ。
リアセクションです。エンジン本体とリアアクスルはレジンキャストです。(原型はタミヤ(笑))
ウィングカーなのにエンジンとエキパイ露出ってところがイカレていてステキ。
スタジオ27はエアファンネルカバーがプレスされた金網パーツがついているので便利です。(作るのは結構面倒なのよね)
ゼッケン21が珍しいです。
写真もあまり残っていないのでちょっと苦労しました。
通常のカラーリングと違うのは基本的にゼッケンと陰陽模様のマークがついているところと、カムカバー横の白いロゴです。実はこの白ロゴはWR5で貼られてある写真が見当たらなかったので想像で貼ってます。WR6ではエンジンカムカバーの位置(WR6はカウルカバーされているので)に張ってあります。
サイドビュー(真横では無いですが)
やっぱり四角い。(笑)
面白いのはリアウィングの翼端板の形状。前モデルのWR1と同じなんですね。(マウント方法も同じなので、もしかしたらそのまま流用か?)こういうデザイナーのこだわりって最近のF1には少ないのでいいですね。
かなりのショートホイールベースのクルマです。ウィングカーの場合サイドポッドを大きくするために大柄なクルマになりがちなのですが、やはり設計陣が「よくわかってなかった」のかもしれません。
スタジオ27のキットはやっぱり作りやすく、製作にあたって特に苦労することはありませんでした。
メインボディも表面を軽く削って整えてサフだけでほとんど修正入ってません。ただエンジン+リアセクションが振るメタルパーツなのでその組み付けがちと面倒くさいかも。
前後ウィングもメタルパーツ、翼端板がエッチングという構成です。

カラーリングはモデラーズのダークブルーを使いました。タミヤがWR1の再版時に専用色のダークブルーを出していて、最初はこれを使おうかと思ったのですが、これがかなり青味が強くイメージとかなり違っていたので、自分のイメージを優先してちょっとくすんだ色調のモデラーズのを使いました。
この頃のクルマは写真によって色が全然違うし、実車を見れる機会もほとんど無いのでカラーの特定が難しいですね。
最後はやっぱり「自分の記憶」に落ちついてしまいます。



【実車解説】
77年に登場したグランドイフェクトカー「ロータス78のカラクリにいち早く気づき導入したのがウォルターウルフレーシングであった。翌年の78年用の車として設計されたWR5はサイドウィングを有しグランドイフェクトを狙ってはいたがノーズが大きな1枚ウィングであったり(サイドポッドへの空理流入を阻害する)、リアサスのレイアウトがアウトボード形式であったり(気流の抜けを阻害する)など細部は洗練されてはいなかった。ウィングカーとしての設計レベル的には前年のロータス78よりも劣っていたと言える。またコクピット前にオイルクーラーを配する独特(異様と言っても良い)なすタイリングをしており、「走る犬小屋」などと揶揄されたりもした。
この年、ウルフレーシングは序盤戦を前年型のWR1〜4を使った後に新車WR5をデビューさせた。ドライバーは
ジョディ・シェクターのみの1カーエントリーであったが、最終2戦のカナダとUS東GPでは2台目の車でボビー・レイハルが「ゼッケン21」で出走している。 ちなみにウルフの形式番号は製作順につけられるので、それぞれWR1〜4、WR5〜6、WR7〜8がそれぞれ同型式の車になる。
WR5は結局狙い通りのグランドイフェクトが発生せず、秀でた速さを示さないままシーズンを終わることになる。シェクターは
2位2回、3位、4位、6位を1回ずつ(あとWR1で3位1回)の24ポイントで1勝もできないままでランキング7位に終わる。ちなみにボビー・レイハルはUS東GPで予選20位決勝12位、カナダでも予選20位決勝リタイヤであった。

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【モデル解説】
スタジオ27のレジンキットです。
いわゆる「
現代のオーソドックス」というべきキット構成で、精度も抜きも良好で、正直20年前の絶版キット作るより苦労が少ないかもしれません。
とはいえこの車はリアセクションが丸出しなのでエンジンからギアボックスまで再現されており、それがメタルパーツでできているので完成すると「重い」。(超合金みたい) タイヤはさすがに最近はゴム製が多いですが、メーカーによっては使えないこともしばしば。スタジオのは充分使えるので安心です。アフターパーツで販売してくれるととっても助かるんだがなぁ。
で、あえて
ゼッケン21のボビーレイハル車です。78年の最後の2戦しか走っていない超マイナーな存在。(それをキットとして出すスタジオ27ってスゴイよな)普通の人は迷わずゼッケン20のシェクター車を作ります。
もしかすると「21」のWR5の完成品は
日本でこれだけカモ。(笑)

作者:めが

ウルフWR5(78年)