お尻から。
黒くて見えませんが、ディフューザーの形状もシンプルです。
でかいリアタイヤが郷愁をそそりますな。(いらん溝も無いし)
06年のホビーショーのフリーマーケットで見つけたキットを翌年作って持っていったということになりました。
これでプロターの1/12はほぼ満腹状態です。残るはアルファ179Cか。フェラーリT4とルノーRE20もあるけど、同じクルマでタミヤ製があるとモチベーションは上がりませんな。えっ?苦労は買ってでもしろって? ・・・鬼がいるぞ。
1/12とは思えないメーカーの手の抜きっぷりが潔い。
バックミラーのミラー部分はパーツが無く、プラのヒケ丸出しというメーカー様の指示でございました。さすがにあまりになのでメタルシール貼ってます。・・・1/12のキットだよなコレ。

デカールはプロターなのでカルトグラフが標準装備ですが、基本的にミュージアムコレクションのハクリデカールを使いました。
クリアコーティングも問題なく、ほとんど普通のデカールと同じ感覚で使えました。(慣れは若干必要ですが)

正面。
フロントウィングはメイン翼はノーズカウルと一体で、フラップと翼端板が別パーツという構成です。
コクピット部。
メーター類はクリアパーツがありました。
ソツのない感じですが、イタリア品質の厚みのバイザー部がちょっと・・・。
コクピット後ろ。
2年続けてケケ・ロズベルグのクルマを作ることになるとは夢にも思わなかった。(ビッグ・マウスだからあんまし好きじゃないのよね、あの人)
コクピット周辺。
シフトレバーが懐かしい?
フロント周り。サスペンションが動きそうですが・・・(以下略)
シートベルトは「ボロ着れ」のようなものが入っていたような気がしますが、たぶん気のせいなのでありません。
この頃はサスアーム類はまだ金属です。(キットはプラ)
俯瞰図。
「脱いでもスゴくないんです私」みーたいな感じです。

それにしてもコクピットがすごい前方にあるのがよくわかりますね。
燃料タンク(シート後ろ)は195ℓ分あるのでかなり大きいです。

いちおうエンジンまわりのフロア部分はメタルックを貼ってします。
実際のターボエンジンはやたらめったら配線やパイプがごっちゃごちゃにあるので、こんなにエンジン部がさっぱりはしていません。
幻のタミヤの1/12のロータス100Tがこの世に出ていれば凄いことになっていたでしょうね。
カウルは無理から固定してあって脱着不能になるのは目に見えていたので、かぶせる前に撮影しました。
見えなくなるけどちゃんと作ってます。(笑)
モノコックにスポンサーロゴ貼ってあるのはさすがマクラーレンです。
ちなみに、コクピットサイドのラジエター類はほとんど1パーツ(!)という驚きのパーツ構成です。
サスペンションは可動しそうですが、ドライブシャフトが固定なので動きません。(笑)
20年後にあれほど異形な形状になるとは予想ができないほどシンプルなリアウィングのエンドプレート。完全に長方形です。それにしてもリアウィングがデカイ!

サイドポッド上面にまるでネジでカウル止めしているかのような穴がありますが、ダミーです。本当(実車)はもっと小さいネジがあります。
もっともカウルの分割ライン(分割できませんが)やパネルラインの溝も相当に太いです。・・・1/12だよね、このキット。(もういいや)

サイドビュー。
現代のF1と比べるとものすごくシンプルで3次曲面などほとんど無し。

コクピットサイドとリアウィングの裏面のマルボロマークは通常の赤のままです。(実車も)ステッカー類までは変えなかったようです。でも現代のマクラーレンチームなら徹底してやるでしょうね。当時はまだ人間味があったと言うべきか?
黄色のマルボロははっきり言って「なんか変」なのですが、それがイイ。(笑)
全体のラインはMP4/1からの流れですが、ターボ搭載となり再度ポンツーン、リアカウルが非常にもっさりしています。プロターのキットは見事にそのラインを再現しています。
ただ、当然カウルはノーズから(フロントウィングも含んで)リアまで一体成型なのでイタリア品質ではかなり制作者泣かせな状態になっています。
要は”合わない”のです。しかも以前のモデル(C2など)はビスで固定するようになっていたのにそんな工夫も無く、単に載せるだけというメーカー様の指示でございます。「あんたらね、自分らの設計精度を直視してくれぇ!」って感じです。

タイヤはキット付属のものをなんとか使いました。が、これも以前のキットの流用なので86年には存在する「EAGLE」のロゴがありません。一応デカールにロゴが入っていてそれを貼るようになっているのですが、枚数が足りなかった(!)ので貼ってません。タイヤ4本で8枚必要なのだが・・・
(4枚しかなかった。ラテンの人は裏側は無視ってことね)



【実車解説】
86年のドライバーズチャンピオンカー。(コンストラクターはウィリアムズ)
84年に16戦中12勝したMP4/2シリーズのCバージョン。とはいえ素人目にはほとんど差がわからないくらいのマイナーチェンジで3年連続でチャンピオンマシンとなったジョン・バーナードの代表作と言ってもいい80年代のF1を代表する傑作車である。
3年目となる86年は搭載するTAGポルシェのV6ターボがピークパワーはホンダに劣るようななったものの、安定した性能を発揮し(全16戦中チームが得点できなかったのは
わずか2戦のみ)プロストが優勝4回、2位4回の72点を稼ぎ2点差でマンセルを抑えチャンピオンを獲得した。
この年、チームメイトとなったケケ・ロズベルグはマシン特性がドライビングスタイルに合わなかったのかプロストに比べ見劣りする成績(7回入賞中表彰台は1回のみの22点、ランキング6位。但しPP1回)しか残せず、結果的にロズベルグはこの年限りで引退することとなる。
そのロズベルグが
第14戦ポルトガルGPで乗ったのがマルボロ・ライトのイメージカラーの黄色で塗られたMP4/2Cである。この一戦のみのスペシャルカラーで当時話題になった。(但し戦績は予選7位、決勝リタイヤ)
もどる
【モデル解説】
プロター最後の1/12のF1キットです。いまだになぜプロターがマクラーレンを出したのかわかんないですな。前年(85)モデルのフェラーリ156/85はイタリア人(アルボレート)が乗ってドライバーランキング2位だったんだから、そっちの方がプロター的だと思うんだが。
キットの内容は例によって「
末期プロター味」なので”大きな1/24”です。内部ディティールはとにかく省略&一体化の嵐です。
しかしながら、あいかわらず全体の雰囲気は良く「もっさりしたMP4/2C」が再現できています。
製作にあたっては普通なら「プロストのカーNo.1」があたりませですが、やはり性分から”変わった物”ということで「
黄色いマクラーレン」にしました。
基本的に素組みでディティールアップもパイピングくらいのものです。
デカールはミュージアムコレクションから1/12のマクラーレン用に含まれていたのでそれを使いました。


作者:めが
マクラーレンMP4/2C (86年ポルトガルGP)