コレをする為に、ワシは四半世紀分ものスキルが要ったと思うと・・・
一応、このポーズにも拘ったトコが有りまして。
それは、

ボトムズ以前のデザインなので、腰アーマーの分割をせず、『パンツ型』のままで実現する。

という点でした。作業中、「やはり不可能だったか」と思う事も何回か有りましたが、やってみれば意外とできるモンですね(笑)

ちなみに、最近出たMGのネモの骨盤ブロックがこいつと良く似た設計思想になってまして
「勝った」とか、一人ほくそえんでいたりして。
で、お約束の「朽ちダグ」ポーズってか
「平和と長寿と繁栄を」のポーズ
こういうポーズって、なんかちょっぴり「種」っぽい?
腕部は、
指の全関節のボールジョイント化
手首はボールジョイント+曲げ一軸。

脚部は、
ヒザの四重関節化(曲げ二軸・ひねり二軸)
股関節と足首のボールジョイント化

調子に乗って、対ダーク曹長戦っぽく横っ飛び射撃ポーズ。
(ターボザック付きなのはご愛嬌)
まぁその一方
「俺の人生はコレでいいのか?」
とか自問してしまいますが。
まぁ、これはこれでいっか。





撮影用に公園の砂場から家に砂持ち込んで、部屋で写真撮ってたら、嫁さんに怒られた・・・。しかも、その後の掃除がなかなか面倒だったオチ)
実はココまで動きます。
(なんかリボルテックっぽい?)
可動個所は、

・胴体部が、みぞおちに二軸(前後・左右の傾き)

・へその高さに二軸(前後傾き・左右ひねり)

・可動に干渉しないように腰の銀色部分を切り離して青い部分に沈むように。

・新造骨盤ユニット(下方向へスライド引出し・フンドシ前下部にて前方へ振り出し)
一見、フトモモ太くなって足首の接地性が向上してつま先が開いてる程度の改造にみえますが・・・
WASP系外国人が喜ぶポーズ
最後に、書き忘れていましたが、全身に亘って可動部分は新造したものの、フトモモと下腕部を太らせた以外は、ほぼ細ダグのキットパーツのままです。
当時もあれこれ不満が出たキットでは有りますが、こうしてみると個々の形状自体は決してひどいものでは無かったようです。 (こっちも捨てたものではないぜ(めが))

せっかくなので、写真加工してみました。(めが)



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【モデル解説】
もちろん「太陽の牙ダグラム」(タカラ 1/48ダグラム)

めが氏から数年前にもらったキットです。当時モノの初版で、俗に言う「細ダグ」ですね。
静岡HS2005にて、めが氏より「1/48CBをやるから作れ」という命が下ったので、
HSまでの数日で素組みに指定色で塗装したモノを作って持っていきましたが、25年も前の、
しかも当時から不満の多かったキットだけに、とてもそのままにしておく気にはなれませんでした。

んで、両足首の接地性を向上させれば多少は良くなるかな?って改造を開始。
半年後、気が付いてみると全身にわたって
エライ事になってました。

作者:へてかるぴ



 ダグラム